実績の数字
「創業55年」「導入3,000社」「継続率99%」。数字をともなう実績の表現です。
道具は、数字と単位の組み合わせ(社・件・年・名・%など)を文字の中から拾います。拾えるのは「書いてあること」までで、その数字が何の数字なのかは読み取れません。
- 著者・確認
- 株式会社スパークル(研究員が確認のうえ公開)
- 公開日
- 2026-09-19
研究ツールが機械で確かめていること
- 数字と単位の組み合わせ。単位は 社・件・名・人・台・拠点・か国・年・周年・%(最大5件。西暦は除きます)
確かめていないこと
- 数字の範囲(その製品だけの数か、会社全体の数か)
- いつ時点の数字か、どう数えたか
- 実績ではない数字との区別。「スタッフ4人」のような体制の記述を拾うことがあります(道具の限界です)
よくある状態と、その読み方
- 数字はあるが、範囲が書かれていない
- 「導入3,000社」が、この製品の数なのか、グループ全体の数なのか。読み手は製品の数として受け取ります。あとで違うと知ると、ほかの数字まで疑います。
- 割合の数字に、数え方が無い
- 「満足度98%」は、誰に、いつ、どう聞いたかが無いと、信じる材料になりません。
- 数字がまったく無い
- 悪いこととは限りません。数字で語れない段階の会社が、無理に数字を作るほうが危険です。
自分で数えた数字
数字をともなう実績の表現があったのは、20社のうち16社でした。
出どころ:定点観測 予備観測 第0号(英会話スクール20社・2026年8月1日)。20社では、業界の傾向を言い切ることはできません。
なぜ、そうなるのか
- 大きい数字を出したい気持ちが、範囲の説明を省かせます。
- 数え方の決まりが社内に無く、担当者ごとに違う数字を使っています。
直す前に確かめること
- 範囲を正しく書くと、数字は小さくなることがあります。それでも書くかどうかは、営業と広報を交えて決める話です。
自社のページでこの部位がどうなっているかは、伝わり方チェックの「確認できた事実」で見られます。
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1-4 根拠の示し方(技術・価値の伝わり方)
- 確認シート